摂食障害
食行動の異常に症状が加わる摂食障害は、発病の低年齢化がある。
摂食障害や拒食症を治すには、精神の鍛錬も必要。
摂食障害になりやすい性格として失感情症があります。悩みや葛藤からくる感情的なわだかまりを言葉で表現するのが下手で自分を合わせようとするような性格。発病すると、自己嫌悪・挫折感で身近な人(たいていは母親)に対して依存と攻撃を示す。そのような心理状態を解きほぐす精神療法が必要。抑うつや不安が強い場合には、抗うつ薬による薬物療法や神経性大食症に対しては認知療法や抗うつ薬による治療がよい。
摂食障害による行動
摂食障害の入院治療では行動療法がおこなわれ体重の増加を小刻みに設定し達成できたら行動範囲を広める。過食の場合、嘔吐の制限により症状改善をめざす。行動面の治療には、治療者と患者とのコミュニケーションが大切。
原因
脳下垂体の機能異常で内分泌機能は異常を示す。摂食障害は性格的な対人ストレスによる認知異常が原因です。
神経性大食症
摂食障害は発作的な過食をくり返す状態になる。摂食障害による過食は、神経性無食欲症の経過中にあらわれ太ることへの恐怖感や食べたあとの抑うつ・自己嫌悪といった心理状態になる。